Apple Watch Ultra用ダイビングアプリ「Oceanic+」が公開
Appleは現地時間11月28日、Apple Watch Ultraをダイビングコンピュータに変えるアプリ「Oceanic+」が同日付けで利用可能になったと発表しました。Huish OutdoorsがAppleと共同開発したアプリで、ダイビングを安全に楽しむための各種機能が利用可能です。
水深40メートルまでのダイビングを安全に楽しむ
「Oceanic+」アプリは、Huish OutdoorsがAppleと共同開発したアプリで、Apple Watch Ultraにインストールすると、Apple Watch Ultraの水深計や水温センサーの計測などを利用でき、水深40メートルまでのダイビングを安全に楽しむことができます。
Apple Watch Ultra側面の、ユーザーがカスタマイズ可能なアクションボタンに、「Oceanic+」の起動を割り当てておき、ダイビング中にアクションボタンを押すと、コンパス機能を呼び出すことができます。
7種類のApple Watch用文字盤コンプリケーションも利用可能です。
直感的操作にこだわって開発
Huish Outdoorsの製品開発・デザイン担当副社長、アンドレア・シルベストリィ氏は1990年代からダイビングコンピュータの開発に携わってきました。「Oceanic+」アプリの開発にあたり同氏は、Apple Watchユーザーが直感的に操作できるインターフェースにこだわったそうです。
Apple Watchがユーザーの手首をタップする機能は、厚さ7ミリのウエットスーツを着ていてもユーザーに振動を感じさせることができます。手首のタップによる通知は、空気中よりも音が反響しやすい水中で、他のユーザーのダイビングコンピュータの警告音と自分のApple Watch Ultraからの警告を判別するのにも有効です。
インストールは無料、全機能の利用は有料
「Oceanic+」アプリは無料でインストールできますが、全機能を利用するには月額1,150円、あるいは年間10,200円のApp内課金が必要です。
アプリの利用には、watchOS9.1以降をインストールしたApple Watchと、iOS16.0以降をインストールしたiPhoneまたはiPod touchが必要です。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Huish Outdoorsは、「Oceanic+」アプリを紹介する動画も公開しています。
Source:Apple
(hato)