国内の音楽サブスク利用者は2,770万人、Apple Musicは満足度で2位

    Apple Music

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    ICT総研は「2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」の結果を発表しました。定額制音楽配信サービス(いわゆる音楽サブスク)の利用者は2022年末に2,770万人で、2025年末には3,250万人へと成長が続くと予測されています。Apple Musicは利用者数で3位、利用者満足度で2位でした。

    音楽サブスク利用者の6割は有料サービス利用

    ICT総研の「2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」は、Webアンケート回答者4,409人から定額制音楽配信サービスを利用している1,632人を抽出して実施しています。調査期間は2022年9月22日~10月4日です。
     
    ICT総研は、2021年末時点における日本国内の音楽配信サービス利用者数は約2,590万人で、そのうち有料サービス利用者数は1,520万人(約58.7%)であったと推計しています。
     
    2022年末の利用者数は2,770万人(前年比約8.3%増)と伸び、そのうち有料サービス利用者数は1,720万人(約62.1%)と、有料サービス利用者の割合が6割を超えていると予測しています。
     
    同社の予測によると、音楽配信サービス利用者数は今後も成長を続け、2025年末には3,250万人、有料サービス利用者は2,260万人(約69.5%)へと伸びる見込みです。
     
    ICT総研 2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査
     

    音楽サブスクのメインユーザー層は10代〜30代

    ICT総研が4,409人を対象として実施したWebアンケートで、有料サービスの利用者は24.2%、無料サービスの利用者は22.0%で、有料と無料を合わせると46.2%のユーザーが定額制音楽配信サービスを利用していました。
     
    2020年10月に実施した調査と比較すると、利用率は有料サービスで5.0%、無料サービスで8.7%上昇しています。有料サービスの利用率は年々増加傾向にあります。
     
    ICT総研 2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査
     
    年代別では、有料サービスでは20代〜30代、無料サービスは10代〜20代の利用率が高く、年齢層が高くなると利用率が低下する傾向にあります。ICT総研は、10代〜30代が音楽配信サービス市場を支えていると言えそうだ、とコメントしています。

    利用者数最多はAmazon Prime Music、Apple Musicは3位

    利用している定額制音楽配信サービス(複数回答可)で最も多かったのはAmazonのPrime Musicでした。2位はSpotify、3位はApple Music、4位はYouTube Music、5位がAmazon Music Unlimitedなどと続きました。
     
    ICT総研 2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査
     
    Amazonの音楽配信サービスは、Amazon Prime会員なら追加料金不要で利用できるPrime Music(調査実施時点で約200万曲再生可能)に加えて、追加料金が必要なAmazon Music Unlimited(9,000万曲以上再生可能)があり、両者を合算するとシェアで他サービスを圧倒しています。
     
    なお、AmazonのMusic Primeは11月1日にサービス内容が変更され、再生可能な楽曲数が1億曲に増加しています。ただし、シャッフル再生限定です。

    Apple Musicは利用者満足度で2位

    定額制音楽配信サービスの利用者に満足度を聞いたところ、満足度が最も高かったのは、利用者数で11番目のKKBOX(84.1ポイント)でした。
     
    満足度2位は、利用者数で3番目のApple Music(83.6ポイント)で、3位は利用者数10番目のTOWER RECORDS MUSIC(82.1ポイント)でした。
     
    4位〜6位には、Spotify、LINE Music、AWAが79ポイント台で並んでいます。
     
    なお、利用者数でトップのPrime Musicは、再生楽曲数が200万曲程度と少ないため、満足度では11位(73.0ポイント)と低くなっています。
     
    ICT総研 2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査
     

    有料サービス利用者の7割強が個人用プランを契約

    有料サービスの利用者550人に、利用しているプランを尋ねたところ、72.5%にあたる399人が個人用プランを契約していました。
     
    現在、有料プランの契約者の中心である20代〜30代のユーザーが今後家庭を持ちファミリープランに移行すれば、サービス全体の利用者数が増えるとICT総研は予測しています。
     
    ICT総研 2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査
     

    Apple Music(個人プラン)は月額1,080円、4カ月無料のプロモコードも

    約1億曲を再生できるApple Musicの料金は、個人プランは月額1,080円、自分を含む最大6人の家族で利用できるファミリープランは月額1,680円です。このほか、月額580円の学生プラン、機能は制限されますが月額480円で利用できるVoiceプランが用意されています。
     
    Appleは先日、Apple MusicやApple Oneの月額料金を世界的に小幅ながら値上げしています。Appleは値上げの理由をアーティスト側に支払うライセンス料の増額のため、と説明しています。
     
    Apple Musicは通常、1カ月間の無料お試し期間が設定されています。
     
    現在、矢沢永吉の公式SNSからリンクをクリックすると、Apple Musicを始めて利用する個人プランユーザーの月額料金が最大4カ月無料になるプロモーションコードが配布されています
     
     
    Source:ICT総研
    Photo:Apple
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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