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    Apple Watchを使いPTSDによる悪夢の軽減を目指す製品を開発〜症状改善報告

    NightWare 1200

    NightWare 1200
     
    Apple Watch SEを使い、心的外傷後ストレス障害(PTSD:Post Traumatic Stress Disorder)による悪夢に悩まされている退役軍人のため、それを軽減するための製品が開発されました。Journal of Clinical Sleep Medicineに掲載された研究結果では、これを使用した50%以上の参加者に症状の改善が認められました。

    悪夢にうなされる状態が改善され、睡眠の質が良くなったと報告

    退役軍人PTSDによる悪夢の軽減を目的に開発された製品の名称は、「NightWare」です。
     
    Appleはニュースレターで、NightWareを使用した退役軍人であるロバート・ギスイス氏の体験談を紹介しています。
     
    それによれば、同氏は20年以上陸軍で勤務、その間にアフガニスタン紛争も体験し2012年に退役しましたが、アフガニスタンから帰国後、悪夢にうなされ酷いときは3カ月間も眠れなかったとのことです。
     
    ギスイス氏がNightWareを使用した結果、良く眠れるようになったことが報告されています。

    米国では処方箋のみで入手可能、50%以上に改善効果

    NightWareの仕組みは、Apple Watchの心拍センサー、加速度センサー、ジャイロスコープからの情報を使って悪夢にうなされている状態を検知し、触覚フィードバックを行って悪夢から覚醒するまでユーザーの手首を刺激します。
     
    刺激する場合は悪夢から覚醒する程度にとどめ、ユーザーの睡眠が阻害されることはありません。
     
    PTSDの治療を受けている400人の患者(うち98%が退役軍人)に対してNightWareの効果を確認する研究を米国で行った結果、半数以上にNightWareによる睡眠改善効果が認められました。
     
    米国では、NightWareは医師の処方箋のみで入手可能で、患者にはApple Watch SEと必要なプログラムがインストールされたiPhone SEのキットが届きます。
     
     
    Source:Apple,Journal of Clinical Sleep Medicine via BGR
    (FT729)

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