プライバシー重視のメッセージングアプリSignalにストーリー機能が追加
暗号化されたメッセージングアプリSignalに、Instagramのストーリーのような機能が新たに追加されました。
テキストを使わずにコミュニケーションを取る方法
10月からベータテストが行なわれていたSignalのストーリー機能ですが、iOSとAndroidの全ユーザーに同機能の提供が始まりました。Signalによれば、メッセージを送らずにコミュニケーションを取れるようにすることが機能の実装目的だそうです。
時には、あなたがとても素敵なコンサートに行ったことを、テキストを使わずに、あなたの片思いの人に伝えたいと思うことがあるでしょう。ストーリーを使えば、新着メッセージの通知を出さずに、自分の生活を特定の人たちと共有することができます。連続した画像や動画で面白いことを言ったり、何がしゃべらなければならないというプレッシャーを感じずに自分の近況を伝えられる場でもあります。
ストーリーは公にシェアすることができ、24時間、他のユーザーが見ることができます。また、自分のストーリーを見ることができる人を制限するオプションも用意されており、個人とグループの会話でストーリーを共有することもできます。ストーリーを見た人のリストはアプリに表示されますが、アプリ設定で受信表示をオフにすることができます。
Signalではストーリーも暗号化
Signalストーリーはエンドツーエンドで暗号化されており、ストーリーを見ることができるのは、ユーザーが選択した人だけで、Signalでさえもその内容を見ることはできません。
また、Instagramのような他のプラットフォームとは異なり、Signalではユーザーがストーリー機能を完全にオフにすることができるのも特徴の一つです。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)