Apple、iOS16.1の米国向け新機能「クリーンエネルギー充電」の詳細を公開

    クリーンエネルギー充電

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    iOS16.1で、iPhoneの二酸化炭素排出量を削減することを目的とした米国向け新機能「クリーンエネルギー充電」が追加されました。Appleは現地時間10月24日、クリーンエネルギー充電に関するサポート文書を公開し、この機能の仕組みや動作方法などより具体的な情報を提供しています。

    Apple、「クリーンエネルギー充電」の詳細を公開

    クリーンエネルギー充電は米国でのみ利用可能で、機能させるには、設定アプリの「システムサービス」の項目で、「位置情報サービス」「システムカスタマイズ」「重要な位置情報」の全てを有効にする必要があります。デフォルトでは有効になっており、無効にしたい場合は、「設定」 > 「バッテリー」 >「バッテリーの状態と充電」に移動し、「クリーンエネルギー充電」をオフにする必要があります。
     
    この機能を有効にしてiPhoneを充電器に繋ぐと、iPhoneは近くのエネルギー網における炭素排出量の予測をし、よりクリーンなエネルギー源を使用している時に充電時間を最適化します。

    ユーザーの毎日の充電の傾向を学習

    Appleによるとクリーンエネルギー充電は、「バッテリー充電の最適化」と連動してユーザーの毎日の充電の傾向を学習し、自宅や職場など普段から長時間iPhoneを充電している場所でのみ作動するとの事です。旅行中など、使用傾向が普段と違って流動的な場合は作動しません。
     
    クリーンエネルギー充電を無効にすると、バッテリー充電の最適化と同様に、iPhoneがいつ頃フル充電されるかを知らせる通知がロック画面に表示されます。iPhoneをすぐにフル充電する必要がある場合は、この通知を長押しして、「今すぐ充電」をタップします。
     
    なお、同日に公開されたiOS16.1正式版では、iCloud共有写真ライブラリなど新機能が追加されています。
     
     
    Source:Apple via MacRumors
    Photo:Apple
    (m7000)

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