Firefoxバージョン106がリリース〜MacのCPU使用率が低下

Firefoxのロゴ

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WebブラウザのFirefoxの最新版であるバージョン106がリリースされました。
 
MacにおけるCPU使用率の低下やPDFファイル編集機能、画像からのテキスト抽出機能の追加がアップデートの目玉です。

WebRTCでのスクリーンキャプチャに必要なCPU使用率が低下

Firefox 106のリリースノートによると、このバージョンではmacOSにおけるWebRTCでのスクリーンキャプチャに必要なCPU使用率が低下し、フレームレートが向上しているそうです。
 
WebRTCは「Web Real-Time Communication」の略称で、Webブラウザ間で音声や動画などをやりとりするのに用いられる技術です。
 
誰でもかんたんにビデオ通話サービスを立ち上げられるのが特徴で、商用のサービスではTwilioやSkyWayなどが利用しています。
 
ビデオ通話の記録を残したいときに動画のスクリーンキャプチャを利用することがありますが、Macでより使いやすくなったといえそうです。

PDFファイル編集機能や画像からのテキスト抽出機能も追加

Firefox 106の目玉機能としてはほかに、PDFファイルの編集機能が挙げられます。
 
Firefox上で開いたPDFファイルをほかのアプリで開きなおすことなくそのまま編集可能です。
 
また、macOS 10.15以降では選択した画像上の文字を認識し、テキスト抽出がおこなえるようになっています。

 
 
Source: Mozilla via AppleInsider
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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