Apple、考古学の現場でのiPad Proの使われ方を紹介

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イタリア・ナポリ近郊、ヴェスヴィオ山のふもとにあった古代都市ポンペイでの発掘作業に携わる研究者が、どのようにiPad Proを使って考古学の研究を進めているかを、Appleがニュースルームで紹介しています。

iPadは完璧な考古学マシン

ルイジアナ州ニューオリンズのテュレーン大学アリソン・エマーソン教授のチームは、バケツ、ブラシ、つるはしに加えて、今ではiPad Proを使用しています。
 
iPadは完璧な考古学マシンです」と、エマーソン教授は語ります。彼女は2010年から先駆的にiPadを使って考古学的データの記録を開始したチームの一員です。エマーソン教授は、iPadが考古学に革命を起こしたと主張しています。
 

(前略)考古学の発掘は破壊的なプロセスであり、一度掘った場所は二度と再現できません。そのため、未来の研究者が「遺跡を再構築」できるように、すべての関連データを徹底的に記録することが最重要です。iPad Proは、他のどのツールよりも速く、正確に、安全にデータを収集することができ、その情報を集約して、これまで誰もやったことのない方法で提示するのに必要な処理能力を備えています。

 
エマーソン教授は、デジタル考古学者のアレックス・エルビス・バディロ博士が率いる技術チームとも共同作業を行っており、1つのデバイスを使って完全にペーパーレスのワークフローを実現することと、人が仮想的に遺跡を「再発掘」できるようなオンラインデータベースを作成することという2つの技術的な目標を掲げています。
 
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Source:Apple via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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