8月~9月にネットバンキングの不正送金が急増、警察庁が注意喚起

警察庁 フィッシング

警察庁 フィッシング
 
警察庁は9月22日、フィッシング被害と思われるインターネットバンキング不正送金が急増しているとして、注意するよう呼びかけました。8月1日~9月15日の期間に約3億8,000万円の被害が発生しています。

ネットバンキングの不正送金が急増

警察庁の統計によると、インターネットバンキング不正送金被害が8月に70件発生し、被害総額は約2億1,300万円でした。また、9月1日~9月15日の期間には既に184件の被害が生じており、被害額は約1億6,900万円となっています。
 
インターネットバンキングの不正送金被害については、近年は減少傾向となっており、2022年上半期(1月~6月)の半年間の被害件数は145件、被害額は約3億2,100万円でした。
 
一方で、2022年8月下旬から被害が急増したことにより8月1日~9月15日の被害総額は約3億8,000万円に達しており、既に上半期の6カ月間分以上の被害が発生しています。
 
警察庁は、不正送金の多くはフィッシング詐欺によるものとみており、金融機関等をかたるフィッシングメールやSMS等に注意するよう呼び掛けています。
 


 
また、フィッシング対策協議会は9月、みずほ銀行やりそな銀行等をかたるフィッシング行為が確認されたと周知するとともに、国税庁をかたるフィッシング行為も引き続き報告されているとして、注意喚起を行っています。
 
 
Source:警察庁(PDF), フィッシング対策協議会
(seng)

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