Dynamic IslandはiPad上ではどのように機能する？

 
Appleは日本時間8日未明、新製品発表イベントを開催し、iPhone14シリーズを発表しました。ProモデルのiPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxには、ノッチの代わりに新たにDynamic Islandが採用されていますが、この機能がiPadにも採用された場合どのようなものになるのか、コンセプト画像が公開されました。

横向きでのDynamic Islandの使用を想定

多くのユーザーがiPadを横向きに使用するので、Dynamic Islandも横向き状態でデバイスに採用されるべき、とグラフィックデザイナーのパーカー・オルトラーニ氏は考えているようです。
 

 
まずはDynamic Islandがどのように説明されているのか、ニュースルームのiPhone14 Pro/Pro Maxのページを見てみましょう。
 

Dynamic Islandは、iPhoneを操作するための新しい方法を実現します。リアルタイムで適応し、重要なアラート、通知、アクティビティを表示する、ハードウェアとソフトウェアを融合させたデザインを採用しました。Dynamic Islandの導入により、TrueDepthカメラは、ディスプレイを専有する面積が小さくなるように再設計されました。さらに画面上のコンテンツを阻害することなく、Dynamic Islandはアクティブな状態を保ち、シンプルなタップと長押しで簡単にコントロールにアクセスできるようにします。マップ、ミュージック、タイマーなど、バックグラウンドで実行中のアクティビティは表示されたままでいつでも操作できるほか、iOS 16のライブアクティビティでスポーツの結果や配車状況などの情報を提供する他社製アプリケーションもDynamic Islandの利点を活用できます。

Island Menusといういくつかの島を想像

オルトラーニ氏は、単にDynamic Islandを大きくするのではなく、“Island Menus”というiPad全体にいくつかの島がある、と想定しました。「Dynamic Islandのエリアにカーソルを合わせると、お気に入りのiPadアプリのパワフルな機能にアクセスできる」と同氏は説明しています。
 

 
さらに、Dynamic Islandは、迅速なアクセスのためのショートカットメニューを提供しながら、ディスプレイ上部にアプリを漂わせることができるため、マルチタスクを改善する可能性があるとのことです。Appleは最近、iPadとMacにユニバーサルコントロールを導入し、現在はステージマネージャに取り組んでいることを考えると、新しいDynamic Islandは、次期iPad Proモデルに最適かもしれません。
 

 

Imagine Dynamic Island taking iPad Pro to a whole new level. It could be that perfect solution for bringing the menu bar to iPadOS in a new and fluid way. Apps and multitasking taken even further. pic.twitter.com/yPxt2GiW4X

— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) September 8, 2022

新型iPad Proはいつ発表される？

AppleはMacとiPadに焦点を当てた10月のイベントを準備しているとの噂もあり、新型iPad Proがイベントの主役になる可能性も囁かれています。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
(lexi)