OPPO、20年間持つスマホバッテリー技術を開発中
OPPOはReno8シリーズのヨーロッパでの発表後のグループインタビューで、現在20年間長持ちするスマートフォンのバッテリーを作る実験を行っていることを明らかにしました。
バッテリー寿命の重要性を強調
HuaweiやGoogleのようにQualcommやMediaTekに依存せず、独自のプロセッサを製造する意図があるのか、という質問を受けたOPPOの海外販売・サービス担当副社長のビリー・チャン氏は、顧客体験を向上させることができるあらゆるイノベーションを検討していると述べました。特に、バッテリー寿命の領域での開発が将来のスマートフォン開発にとって非常に重要であり、バッテリーの密度を高めて小型化すれば、モバイル機器に搭載する他の高度な部品のためのスペース確保にもつながるとのことです。
バッテリー寿命についてさらに話を続けたチャン氏は、OPPOは現在2つの実験を水面下で行っており、そのうちの1つは20年持つバッテリーを実現する可能性があると述べました。ただ、「消費者に販売できる準備はできていない」とのことで、技術が日の目を見るまでにはまだ相当な時間がかかるかもしれません。
OPPO Reno8 Pro自体はどういうデバイスなのか
OPPOが発表したReno8 Proは、ピークバッテリー寿命4年また1,400回の充電サイクルで、その間は最大電位の80%以上が維持されるとのことです。4,500mAhのバッテリーは80WのSuperVOOCに対応しており、高速充電が可能です。
前述のチャン氏は折りたたみスマホについても触れており、次世代の折りたたみスマホは、これまでに発表されたものを大きく凌駕する大幅な技術改善が期待されており、より一層人気が出るだろう、と未来を示唆しました。
Source:Trusted Reviews
Photo:OPPO
(lexi)