村田製作所の第2世代AiPがGalaxy A53に搭載〜X線画像で解説

SS1D14076_2

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半導体分析企業であるTechInsightsが、Galaxy A53には村田製作所とSamsungが共同開発したアンテナ・イン・パッケージ(AiP)が搭載されているとし、ダイの写真やX線画像を用いて解説しています。

Google Pixel 6 Proに第1世代AiPが搭載

TechInsightsがGalaxy A53を分解した結果、同モデルには村田製作所とSamsungが共同開発した、第2世代5Gミリ波AiPが搭載されていることが確認されました。
 
同AiPには、Samsung製のフロントエンド/トランシーバー・ダイが統合されています。

第2世代AiPの特徴

村田製作所とSamsungが共同開発した第2世代AiP「SS1D14076」の特徴についてTechInsightsは、第1世代AiP「SS1707051」がL型の2枚の基板で構成され8本のアンテナが接続されていたのに対し、1枚の基板に収まっており、それにアンテナが5本接続されていると説明しています。
 
Samsung murata AiP_3
 
Samsung murata AiP_1
 
下記が、第2世代AiP「SS1D14076」のアンテナ部のX線画像(拡大画像)です。
 
Samsung murata AiP_2
 
TechInsightsは第2世代AiPについて、ダイ面積も第1世代AiPより小さくなっていると述べています。
 
SS1D14076
 
SS1707051
 
 
Source:TechInsights(1), (2)
(FT729)

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ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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