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朝日新聞は8月22日、JR東日本の水郡線の運転士が業務用タブレットのパスワードを忘れたことに起因して列車が遅延したと報じました。JR東日本は2022年6月から運転士向けの時刻表を電子化し、タブレット端末に切り替えていた模様です。
朝日新聞によると、JR東日本仙台支社に勤める運転士が業務用タブレット端末のパスワードを忘れ、時刻表を確認できなかったことにより、8月20日午後6時18分発の郡山発水戸行きの普通列車が最大23分遅延し乗客60人に影響が生じました。
JR東日本は、2022年6月に従来紙で管理していた運転士向け時刻表の電子化を実施していました。
運転士が使用する端末が複数あることから、端末とパスワードの組み合わせが分からなくなり、時刻表を表示するタブレットのロック画面を開けなかった模様です。
JR東日本は2013年、乗務員向けに7,000台の業務用iPad miniを配布しています。なお、今回の運転士が使用していたタブレットの機種は不明です。
河北新報によると、7月8日にもJR東日本の運転士がタブレットのパスワードを忘れたことで時刻表を確認できず、仙石東北ライン快速列車が遅延しています。7月の事例では、同僚から紙の時刻表を入手して運転を再開していました。
朝日新聞はJR福島支店の「パスワードを忘れないよう指導を徹底する」とのコメントを報じています。
Source:朝日新聞, 河北新報
Photo:JR東日本
(seng)
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