povoからの「通信障害お詫びメール」を公開、偽メールに注意

    povoプロモ1

    povo2.0
     
    KDDIが、オンライン専用ブランドのpovo2.0のユーザーに対して、2022年7月2日に発生した通信障害の「お詫び」としてデータトッピング(1GB/3日間)のプロモコードを配布しています。筆者にもプロモコードが届いたため、メール文面等を紹介します。

    「お詫び」プロモコードを配布

    KDDIは、2022年7月2日に発生した大規模な通信障害のお詫びとして、7月2日午前1時35分から7月4日午後3時までの期間にスマートフォン等を契約していた全てのユーザーに対して、200円(税抜)を返金する措置を実施しています。具体的には、200円(税抜)が請求金額から減額されます。
     
    基本料金が0円であるpovo2.0のユーザーに対しては、高速通信が利用できるデータトッピング(1GB/3日間)のプロモコードを提供する方針で、8月16日~8月31日の期間にユーザーにメールでプロモコードを配布すると発表しています。
     
    一方、KDDIから送付する返金案内のSMSやプロモコード配布のEメールで個人情報等の入力を求めることはないとして、偽のSMSやEメールに注意するよう呼び掛けています。

    メールやSMSの内容

    povo2.0ユーザーの筆者に届いたメールは以下の通りです。「povo2.0からの重要なお知らせ」という宛先から送付されており、送付元のメールアドレスはimportant@emails.povo.jpでした。
     
    povo2.0アプリで利用可能なプロモコードが直接記載されており、Webページへのリンク等は設定されていません。また、当然ながら個人情報を求める文章もありません。
     
    なお、お詫びプロモコードの有効期限は2023年2月28日(火)となっています。筆者に届いたメール本文は以下の通りです。
     
    povoプロモ1
     
    また、同じくiPhone Maniaのライターに届いたUQ mobileからの返金案内SMSは以下の通りです。なお、発信元はKDDIの問合せ用電話番号となっている模様です。
     
    povoからのメールと同様に、Webページへのリンク等は設定されていません。また、返金に関するユーザーの手続きは不要となっています。
     
    UQ SMS
     
    携帯電話会社を装ったフィッシング行為が散発的に発生しており、2021年にはドコモを装ったフィッシング詐欺により1億円以上の被害が生じました。
     
    返金対象のユーザーは、通信障害に関する返金に便乗した偽メールや偽SMSに十分ご注意ください
     
     
    Source:KDDI
    (seng)

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