スティーブ・ジョブズ氏が所有していたとされるApple-1コンピュータが競売で落札

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    Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が個人的に所有していたという貴重なApple-1コンピュータが、オークションハウスRR Auctionで競売にかけられ、高価格で落札されました。

    落札価格は9,000万円超

    これまでにも幾度もApple関連のレアな品々を扱ってきたRR Auctionが、ジョブズ氏が所有していたとされるApple-1コンピュータを7月末からオークションにかけていましたが、8月18日にようやく落札者が決定したようです。
     
    落札価格は最低でも50万ドル(約6,845万円)に達すると予測されていましたが、最終的には67万7,196ドル(約9,270万円)で落札されました。

    出どころに関する疑いは晴れた?

    今回オークションに出品されたApple-1コンピュータは、ジョブズ氏が所有していたものがThe Byte Shopのオーナーのポール・テレル氏に贈呈されたものとのことでしたが、競売にかけられた商品が実物であるかどうかに疑いがかけられており、Mercury Newsも、スティーブ・ウォズニアック氏を含む数人の重要な目撃者の証言を引用し、コンピュータの来歴に疑問を投げかけていました。
     
    しかしながら、RR Auctionは声明の中で今回競売にかけられたApple-1コンピュータは1976年にテレル氏によって撮影されたポラロイド写真と一致したと述べています。Apple-1のレジストリを管理しているアキム・バク氏も、「ポール・テレル氏に贈られたプロトタイプであることに疑いはありません。私はポラロイドの非常に詳細なコピーを持っていますが、細かい部分まで同じです。20個以上の抵抗の位置、角度、向きもすべて同じです」とメールで述べており、本物であると証明された模様です。
     
     
    Source:AppleInsider
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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