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    6G通信に使われるテラヘルツ帯の電波、脳細胞の成長を促進〜中国の安全性実験

    6Gの画像

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    急速に普及している5G通信の次にあたる6G通信では、さらなる高速通信を可能にするためテラヘルツ帯の電波が使われるといわれています。
     
    このテラヘルツ帯の電波の安全性を確認するため脳細胞に照射したところ、異常に速く成長したそうです。

    ニューロンが通常の1.5倍の速度で成長

    この実験は中国の西安交通大学の研究チームによっておこなわれました。
     
    6G通信に使われる見込みのテラヘルツ帯の電波マウスの脳細胞に照射したところ、通常よりも1.5倍速く成長したそうです。
     
    また、神経細胞間の結合の長さも3日で2倍になったといいます。
     
    分子生物学的な分析によると、脳細胞は健全な状態のまま成長したとのことです。
     
    この実験では0.3テラヘルツから3テラヘルツの広い周波数を持つ100マイクロワットを3分間パルス放射しました。

    脳疾患の治療に応用できる?

    この結果について研究者は、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病といった脳疾患の治療法として応用できる可能性があるとしています。
     
    ただ、若いマウスの脳細胞には効果があったものの、年老いたマウスの脳細胞には効果がなかったそうです。
     
    また、テラヘルツ帯の電波を照射された脳細胞は永遠に成長し続けるわけではなく、2日後には成長速度が著しく鈍化する傾向が見られました。
     
    中国は6Gで1Tbpsでの通信に成功し、2030年までに商用の6G通信を利用可能にする計画を立てるなど、この分野をリードしています。

     
     
    Source: South China Morning Post
    (ハウザー)

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