中国、2030年に6G通信を商用化~インドは2年以内に立ち上げ?

    6Gの画像

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    世界中で5G通信の普及が進むなか、次世代にあたる6G通信の情報が入ってきました。
     
    中国は2030年に6G通信を商用化し、インドは2年以内に6G通信ネットワークを立ち上げるとのことです。

    中国で2030年に6G通信が商用化

    中国移動通信の元会長でGSMアソシエーションのコンサルタントである王建宙氏は、2030年に中国で6G通信が商用化されると述べました。
     
    6G通信ではテラヘルツ帯の周波数が使われ、5Gよりもさらに高速な通信速度が期待されています。
     
    中国ではすでに出荷されるスマートフォンの80%以上が5G通信対応の端末であり、5G通信の普及において世界をリードしている状態です。
     
    6G通信でもこの優位性を維持しようとしており、王氏は「6Gの規格策定と研究開発を加速する必要がある」と述べています。

    インドは2年以内に6G通信ネットワークを立ち上げ

    一方、5G通信の普及で後れを取っているインドは、2年以内に6G通信ネットワークを立ち上げる計画を打ち出しています
     
    業界では6G通信が具体化するのは8年から10年後と予測されていますが、インドの計画はこれに対して大幅に先んじるものです。
     
    ただ、6G通信は規格すら定まっていない状態であることを考えると、商用のネットワークではなく実験的なものなのでしょう。
     
    いずれにせよ、5G通信がいまだ商用化されていないインドが、6G通信では業界のリーダーとなろうとしているのは間違いありません。

     
     
    Source: MyDrivers via Gizchina
    (ハウザー)

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