Galaxy Z Flip4の初期レビュー、駆動時間延長と小型化が実現〜課題は?

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    TechRadarが、発表されたばかりのGalaxy Z Flip4の初期レビューを報告、バッテリー駆動時間が長くなり、筐体は小型化して使いやすくなっているが何点か課題もあると伝えています。

    初期レビュー結果は?

    TechRadarはGalaxy Z Flip4の初期レビューにおいて、高評価な部分はバッテリー駆動時間が長くなり、筐体が小型化して使いやすくなったこと、課題はGalaxy Z Flip3からの変更点が少ないことと、販売価格の高さを挙げています。
     
    TechRadarによれば、今回の初期レビューでは試用機を外に持ち出すことが許されなかったとのことです。

    評価が高い部分

    Galaxy Z Flip4はGalaxy Z Flip3と同じサイズのディスプレイを搭載しているにも関わらず、外寸が小さくなっています。
     
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    また、メインディスプレイの最低リフレッシュレートは10Hzから1Hzになるなど、省電力化が進められています。
     
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    バッテリー容量自体も、3,300mAhから3,700mAhに増加しています。
     
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    ディスプレイの保護ガラスには新しい超薄型ガラス(UTG)が採用されており、耐擦過性が20%向上したとSamsungは発表しています。
     
    TechRadarは、ディスプレイ正面側からは折り目がほぼ見えず、指で触ってもそれを感じることがほとんどなかったと報告しています。
     
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    カメラについて、本体を折りたたんだ状態で撮影する「フレックスカメラ」機能では、ディスプレイ上部にプレビュー、下部に操作部が表示されるのは折りたたみスマホを活かすもので便利と、同メディアは評価しています。
     
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    期待はずれだった点

    対して、Galaxy Z Flip4の販売価格は、折りたたみスマホの普及を図るためにGalaxy Z Flip3よりも安くなると噂されながら、そうならなかったのは残念な点とTechRadarは述べています。
     
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    ただし、それであっても縦に折りたたむスマホの中でお買い得な機種には違いないというのが、同メディアの評価です。
     
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    Galaxy Z Flip4 Bespoke Editionでは複数のフレームカラーとパネルカラーを組み合わせて、自分だけのモデルを作り上げることができますが、日本で提供される可能性は低そうです。
     
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    小型化したとはいえ、デバイス全体の雰囲気はGalaxy Z Flip3に似ており、機能面でもGalaxy Z Flip3のユーザーが引け目を感じるほどの違いはないと、TechRadarは述べています。
     
    このことは、SamsungがGalaxy Z Flip5で大きな改善を行う余地を残しているとも考えられると、同メディアは次期モデルでの大きな改良を予想しています。
     
     
    Source:TechRadar
    (FT729)

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