Samsung、依然として折りたたみスマホ市場で一人勝ちも背後に中国メーカーの影

Galaxy Z Flip3の画像

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以前から折りたたみスマートフォン市場で高いシェアを誇っているSamsungが、2022年第2四半期(4月〜6月)も50%以上の高いシェアを維持したことがわかりました。
 
ただ、背後には中国メーカーの影が迫っています。

2022年第2四半期も折りたたみスマホ市場で圧勝のSamsung

調査会社のStrategy Analyticsによると、Samsungは2022年第2四半期の折りたたみスマートフォン市場において過半数以上のシェアを獲得しました。
 
2022Q2のメーカー別折りたたみスマホシェア
 
Samsungは2021年に87%のシェアを獲得するなど、この市場で圧倒的な強さを誇っています。
 
新製品のGalaxy Z Fold4/Flip48月10日に開催予定の「Unpacked」イベントで発表されるといわれており、さらにこの立場を盤石にする構えです。

中国メーカーが背後に迫る

しかしながら、Samsungの背後には中国メーカーが迫っています
 
HuaweiとHONORは中国市場でSamsungからシェアを奪うことに成功しており、OPPOやvivoも新製品を発売予定です。
 
ただ、折りたたみスマートフォンは依然として高価であり、このことが成長を制限しているとStrategy Analyticsは指摘しています。
 
一方、Appleの折りたたみスマートフォンは2025年に発売されるといわれており、この市場へのiPhoneの参入はしばらくなさそうです。

 
 
Source: Strategy Analytics
Photo: Samsung
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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