昨年11月開始のNetflixのゲームサービス、利用者は1％未満

 
Netflixは2021年11月より、モバイルゲームサービスの提供を開始したものの、利用者はNetflix会員の1％にも満たないことが、最新調査から明らかになりました。

Netflix会員なら追加料金なしで利用可能

昨年11月に始まったNetflixのゲームサービスは、Netflixアプリ経由で個々のゲームアプリをGoogle PlayまたはApp Storeからダウンロードする仕組みで、現在24タイトルが公開されています。
 
Netflix会員であればモバイルゲームサービスを追加料金なしで利用でき、広告は表示されません。ゲームアプリは会員しか、ダウンロードできないようになっています。

動画配信事業が低迷するNetflix

Netflixは本業の動画配信事業が不調なことから、ゲーム事業を重視しているといわれています。
 
たとえばNetflixはフィンランドのゲームデベロッパーNext Gamesを約7,200万ドルで買収しています。
 
ところがアプリ解析会社Apptopiaの最新調査から、これまでにNetflixのゲームアプリがダウンロードされた回数はのべ233万回、平均デイリーアクティブユーザー数は170万で、Netflixの会員数である2億2,100万人の1％にも満たないことがわかりました。
 
それでも同社は当面、ゲーム事業への出資を続ける計画で、今年末までにはゲーム提供タイトルを50タイトルまで増やすとしています。

 
 
Source:CNBC via MacRumors
(lunatic)