Foxconn、インドでのiPhone生産拡大〜生産拠点分散の一環か

    iPhone 11 12 13

    iPhone 11 12 13
     
    Foxconnが、インドでのiPhone生産工場を拡張したことに伴い、同国からの出荷数が増加するとThe Economic Timesが報じました。

    工場の敷地面積が約16ヘクタールに

    Economic Times of Indiaによれば、Foxconnは2022年4月に関係機関の承認を得て、タミル・ナードゥ州の生産工場を拡張したとのことです。
     
    この拡張により、同工場の敷地面積は40エーカー(約16ヘクタール)に拡大、同地域は国内関税一般区域(DTA:Domestic Tariff Area)扱いであることから、生産されたiPhoneが海外に輸出された場合は税金が免除されます。

    生産拠点分散の動きの一環か

    今回の生産工場拡張もあり、インド国内向けのiPhoneは、FoxconnとWistronが同国内で全数を生産することになりました。
     
    アナリストのミンチー・クオ氏が中国への依存度を減らす必要性を指摘していましたが、今回の生産工場拡張はそれに準じた動きとなります。
     
     
    Source:The Economic Times via IT之家
    Photo:Apple
    (FT729)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次