macOS Venturaベータ4でダイヤルアップモデムを使ったネット接続が不可に

 
macOS Venturaベータ4がデベロッパ向けに公開されましたが、特に新たな機能は含まれていなかったようです。しかしながら、ダイアルアップモデムを使用したインターネット接続に関するヘルプ記事が表示されなくなっており、同機能が利用不可となった模様です。

Appleのホームページではいまだに表示

macOS Venturaベータ3にはあった「ダイヤルアップモデムを使ってMacをインターネットに接続する」というヘルプ記事が、ベータ4では表示されなくなっており、同機能が利用不可となったようです。
 
米メディア9to5Macがベータ版を調べたところ、確かにヘルプ記事がなくなっているのを確認することができたとのことです。
 
AppleがMacの内蔵ダイアルアップモデムを廃止してからすでに何年も経過していますが、ユーザーが何らかの理由でUSBモデムを購入してセットアップする選択肢は残されていました。
 
今回の仕様変更は、AppleがmacOS Venturaでシステム環境設定アプリを一から作り直したことと関係しているとみられています。
 
ダイアルアップモデムの接続方法について、Appleは下記のように説明していました。
 

お使いのモデムがリストにない場合は、お使いのMacに（内蔵または外部）モデムが接続されていることを確認して、リストの下部にある「追加」ボタン（＋）をクリックします。「インターフェイス」ポップアップメニューをクリックして「モデム」を選択し、モデムに名前を付けてから、「作成」をクリックします。アクセス先電話番号、ユーザ名、パスワードなどのISPから指定された設定を入力します。

 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(lexi)