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GitHub上で進められている、Windows 11をMicrosoftのSurface Duoで動作させるプロジェクトが進展し、Wi-Fiやモバイル通信、GPSなどが使えるようになりました。
着実に全機能動作に近づいているようです。
このプロジェクトはTwitterユーザーのGustave Monce氏(@gus33000)がGitHub上で進めているもので、今年3月にSurface DuoでAndroidとWindows 11のデュアルブートに成功したと発表していました。
この段階ではタッチスクリーン、ネットワーク接続、カメラなどのハードウェアが使えず、まともに利用できない状態でした。
しかしながら、その後もこのプロジェクトは改善を続け、ついにバージョン2207.32において各種通信機能が利用可能になったそうです。
通信機能は使えるようになったものの、まだカメラや画面回転機能などは動作せず、ソフトウェア的にもバグが存在する状態だといいます。
また、これはMicrosoft公式のプロジェクトではなく、リスクを理解した上で自己責任で利用しなくてはなりません。
GitHub上のデータは無料で公開されており、誰でも利用可能です。
本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。