Apple役員、Samsungは「iPhoneのコピーに大画面をつけただけ」と発言
iPhoneは現地時間2022年6月29日に、初代発売から15年を迎えます。The Wall Street Journalのジョアナ・スターン氏が15周年を記念したドキュメンタリーを作成、公開しました。
Androidスマホに「イライラした」
ドキュメンタリーには、Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長のグレッグ・ジョズウィアック氏や、iPodの生みの親であるトニー・ファデル氏、iPhoneユーザーへのインタビューなどが含まれています。
そのインタビューにおいて、AndroidスマートフォンがiPhoneに先駆けて大画面を採用したことに対し、当時どのように感じたかを尋ねられたジョズウィアック氏は「イライラした」とコメントしました。
イライラしたよ。というのもご存知のとおり、(Androidスマホは)我々の技術を盗んだからだ。我々が生み出した革新的な技術を盗んで質の低いコピーを作り、それに大画面を取り付けただけ。本当に腹立たしかった。
Samsung、Appleに先駆けて5インチ画面搭載スマホを発売
Samsungが2013年5月に5インチ画面を搭載したGalaxy S4を発売した時、同時期に販売されていたiPhone5の画面サイズは4インチでした。
Appleは2014年、4.7インチ画面搭載のiPhone6、5.5インチ画面搭載のiPhone6 Plusを発売、大成功を収めたのは周知の事実です。
Appleは実際2011年に、SamsungがGalaxyシリーズにおいてiPhoneのデザインをコピーしたとして、特許侵害訴訟を起こしています。
Appleは当初10億ドルの損害賠償という判決を勝ち取りましたが、その後の一連の争いで賠償金額は減額、最終的に2018年に両社は和解しています。
Source:The Wall Street Journal via MacRumors
(lunatic)