iPadのシェアが大きく増加、Androidタブレットとの差を縮める〜2022Q1

    iPad Proの画像

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    2022年第1四半期(1月〜3月)のタブレット市場において、AppleのiPadシリーズがシェアを大きく伸ばしました。
     
    OS別シェアで首位のAndroidタブレットとの差を縮めています。

    出荷台数を微増させシェアを伸ばしたiPadシリーズ

    調査会社のCounterpointによると、2022年第1四半期におけるiPadシリーズの出荷台数は前四半期比10万台増の1,480万台でした。
     
    これに対しAndroidタブレットは前四半期比350万台減の2,190万台と、出荷台数を大きく落としています。
     
    2022Q1のタブレットデバイス出荷台数
     
    この結果、タブレット市場のOS別シェアにおいてiPadシリーズは38%のシェアを獲得し、首位のAndroidタブレットとの差を前四半期比で7%ポイント縮めました
     
    2022Q1のタブレットデバイスOS別シェア
     
    Androidタブレットは全体的に不調で、2022年第1四半期のタブレットデバイス出荷台数減の約90%をAndroidタブレットが占めたとのことです。

    第5世代iPad Airの発売により需要を喚起

    iPadシリーズの好調についてCounterpointは、第5世代iPad Airの発売がその一因としています。
     
    また世界的なインフレと景気減速によりローエンドからミドルレンジのタブレットが悪影響を受けている一方、iPadシリーズはApple製品間のエコシステムという強みや、ユーザーの高い忠誠心により需要の喚起に成功したとのことです。
     
    Counterpointは、現在の市場環境が続けばiPadシリーズとAndroidタブレットとのシェアの差はさらに縮まるだろうとしています。

     
     
    Source: Counterpoint
    Photo: ぱくたそ
    (ハウザー)

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