【iOS16】一部の機能はiPhone XS以降でないと使えない
今秋リリース予定のiOS16は、iPhone8以降のiPhoneに対応します。しかし全機能が全iPhoneで使えるわけではありません。
米メディア9to5MacがiPhone XR、iPhone XS以降のiPhoneでしか利用できない機能をまとめていますのでご紹介します。
A12 Bionic以降のチップ搭載でないと使えない
AppleはiOS16について、iPhone8以降のiPhoneに対応すると発表しています。
しかし一部の機能については、A12 Bionic以降のチップを搭載した、iPhone XR、iPhone XS、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone SE(第2世代)、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone13、iPhone13 Pro、iPhone SE(第3世代)でしか使えません。
また中にはiPhone13シリーズでしか利用できない機能もあります。
iPhone XS以降のみ対応する機能
- ビデオでのテキスト認識表示:テキストが表示されるフレームでビデオを一時停止して、コピー、翻訳、調べる、共有などが可能なテキスト認識表示する機能です。
- テキスト認識表示のクイックアクション:写真、ビデオ、カメラから、電話番号に電話をかける、Webサイトにアクセスする、通貨を換算する、言語を翻訳するといった作業が簡単に行えます。
- テキスト認識表示に対応する新言語:iOS16では、新たに日本語、韓国語、ウクライナ語に対応します。
- 音声での絵文字入力:英語、日本語を含む複数の言語において、Siriを使ってメッセージを作成する際に絵文字や句読点も音声入力できます。
- 設定不要のショートカット:アプリをインストールすれば、Siriでショートカットを実行できます。英語、日本語を含む複数の言語に対応します。
- 音声入力とキーボードを一緒に使う:声とタッチをシームレスに切り替えながらテキストを入力できます。
- iPhoneのカメラで薬のラベルを撮影、リストに追加:ヘルスケアアプリの「服薬」において、服用している薬のリストを作成するのに、iPhoneのカメラで薬のラベルを撮影するだけで自動的にリストに追加できます。
- Spotlightの高度な検索機能:iOS16では、メッセージ、メモ、ファイルなどのアプリから、テキスト認識表示による写真検索ができます。日本語にも対応します。
- 背景からの対象物の抜き出し:画像から簡単に対象物を抜き出したり、背景を削除したりして対象物だけにすることができます。写真アプリ、スクリーンショット、クイックルック、Safariなどで使えます。
iPhone11以降のみに対応
- ライブキャプション(現在ベータ):音声をリアルタイムでテキストに変換します。現時点では英語のみに対応。
iPhone13シリーズのみに対応
- ポートレートモードで前景をボカす:カメラのポートレートモードで、前景をボカして撮影、写真に奥行きをもたせることができます。
- シネマティックモードで撮影時の画質向上:iPhone13およびiPhone13 Proでシネマティックモードを使って動画撮影する際の被写界深度エフェクトが向上、髪の毛や草などをより繊細に表現可能となります。
Source:Apple via 9to5Mac
(lunatic)