米国内の小規模デベロッパはAppleから支払いを受けることが可能〜期限は5月20日

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    AppleのApp Storeの運営に関して米国のアプリ開発者が起こした反トラスト法違反の集団訴訟において和解が成立し、小規模デベロッパに支払いを受ける権利が発生しました。支払い期限は5月20日であることをAppleは開発者に再び通知しています。

    小規模デベロッパ向け支援のための10億ドル基金が発表

    Appleを相手取った集団訴訟では、原告側はAppleが米国反トラスト法およびカリフォルニア州不正競争防止法に違反し、iOSアプリおよびアプリ内製品流通サービス市場を独占した(または独占しようとした)と主張していました。
     
    Appleはすべての申し立てを否定していますが、和解が成立し、同社は米国内の小規模デベロッパ向け支援のための10億ドル(約1,280億2,500万円)の基金を発表しました。
     
    対象デベロッパが支払いを受けるには、5月20日までに独立した管理者にリクエストを送る必要があります。この支援基金は米国内の以下の条件を満たすデベロッパが対象です。
     

    • App Storeで2015年6月4日から2021年4月26日までに有料AppまたはApp内課金(サブスクリプションを含む)を販売、かつ
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    • 2015年から2021年までデベロッパアカウントを所有し、米国のApp Storeでの毎年の収益額が100万米ドル(約1億2,802万円)以下

     
    基準を満たした米国の開発者は、250ドル(約32,000円)から3万ドル(約384万円)の範囲の現金支払いを受ける権利があります。
     
     
    Source:Apple [1], [2] via MacRumors
    Photo:Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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