Google、Pixelスマホを自分で修理するためのツールを提供と発表

Googleスマホ 修理

Googleスマホ 修理
 
Googleは現地時間4月8日、ユーザーがPixelスマートフォンを自分で修理できるよう、iFixitとの提携により部品とツールを供給すると発表しました。

iFixitサイトで修理用ツールと部品を販売

Googleは今年後半より、Pixel 2〜Pixel 6 Proスマホ、および今後発売する新しいスマホを修理するための部品とツールを、iFixitのサイトを通じて販売します。
 
部品はバッテリー、ディスプレイ、カメラなどを含み、ユーザーはこれら交換部品、あるいはドライバーなどの修理用ツールも含むiFixit Fixキットを、ifixit.comで購入可能となります。

日本では提供されない?

なお修理用部品と修理キットが販売されるのは、米国、英国、カナダ、オーストラリア、およびPixelスマホが販売されている欧州諸国とあり、当面は日本では提供されないようです。
 
Googleはすでに、指紋認証センサーをキャリブレートするのに必要なソフトウェアを無償で提供しています。
 
ユーザーがスマホを自分で修理するプログラムは、SamsungもGoogleに先立ち、同じくiFixitと共同で今年の夏より提供開始すると発表しています。

Appleも修理プログラムを発表

またAppleも2021年11月に、ユーザーがiPhoneやMacを修理するために、正規の部品や修理用ツールを提供するセルフサービス・リペア・プログラムを2022年に提供開始することを明らかにしています。

 
 
Source:Google via MacRumors, iFixit
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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