TSMC、2022Q1は過去最高収益〜ロックダウンをうまく回避

    TSMC ロゴ

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    AppleサプライヤーのTSMCが、2022年第1四半期(1月〜3月)の収益が、同四半期としては過去最高を記録したことを発表しました。

    第1四半期収益は過去最高に

    TSMCは現地時間4月8日に業績発表を行い、2022年3月の純収益が1,719億7,000万台湾ドル(約7,396億円)で、前月比で17%増、前年同月比で33.2%増となったことを明らかにしました。
     
    なお2022年第1四半期の収益は4,910億8,000万台湾ドル(約2兆1,128億円)で前年同期比35.5%増を記録、同四半期としては過去最高となっています。

    ロックダウンをうまく回避

    中国・上海では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、3月に大規模なロックダウンが行われました。しかしTSMCは、制限を受けていない地域の工場に振り分けるなどして中国での生産を継続、また生産する製品の優先順位をつけてうまく需要に対応したことが、今期の利益増に奏効したようです。
     
    TSMCは2022年全般について、設備投資を減らす計画はなく、売上目標も下げないと述べていました。

     
     
    Source:TSMC via Bloomberg, 9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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