ソニー LinkBudsの分解レポートが公開〜WF-1000XM4と搭載チップに違い

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    52Audioがソニー LinkBudsを分解し、搭載チップやバッテリーの仕様を報告しました。

    搭載チップに、WF-1000XM4と微妙な違い

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    LinkBudsの充電ケースの内蔵バッテリーは基板にハンダ付けされており、コネクタ接続のWF-1000XM4と異なります。
     
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    基板には、「YY2953」の印字があります。
     
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    充電ケースの内蔵バッテリーは621733型リチウムイオン電池で、容量は300mAh/1.11Whです。
     
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    イヤーピースの内蔵バッテリーは固定用プラスチックで囲まれており、内部スペースよりも小さいものしか搭載できない構造になったとThe Walkman Blogは解説しています。
     
    このバッテリーはZeniPowerのZ32Hで、仕様は3.85V、0.12Wh、約31mAhです。
     
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    イヤーピースを分解すると、特徴的なリングドライバーが確認できます。
     
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    イヤーピースの内蔵基板には、下記の部品が搭載されています。
     

      1. Bluetoothアンテナ
      2. MediaTek MT2822MA
      3. マイク
      4. 加速度センサー
      5. バッテリー正極接続端子

     
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    搭載されたチップはWF-1000XM4用のMT2822SAに似た品番ですが、LinkBudsのものはDACを内蔵していない可能性があるとThe Walkman Blogは推察しています。
     
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    Source:52Audio via The Walkman Blog
    (FT729)

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