2022年3月22日 08時16分

読了まで 159

5Gと4G、iPhoneやiPadのバッテリーが長持ちするのはどっち?実験結果が公開

5Gで通信するiPhone12


 
AppleはiPhone12シリーズから5G通信への対応を開始し、現在では(第5世代)、iPad mini(第6世代)なども5G通信に対応しています。
 
5G通信は従来の4G通信に比べて通信速度が速いことで知られていますが、バッテリーの持ち時間に関してどちらが優れているのか実験した結果が公開されました

iPhone/iPadのYouTube連続再生時間で比較

この実験はThe Wall Street Journalによっておこなわれました。
 
実験では画質を「自動」に設定したYouTube動画を連続で再生し、バッテリーが切れるまでの時間を比較しています。
 
比較に利用した端末はiPhone SE(第3世代)iPhone13 ProiPhone13 miniiPad Air(第5世代)の4機種です。
 
実験の結果、すべての機種において4G通信をおこなったときのほうが5G通信利用時よりもバッテリー持続時間が長いことがわかりました。
 
4Gと5Gで通信した際のiPhone/iPadのバッテリー持ち時間
 
その差はiPhone SE(第3世代)で1時間、iPad Air(第5世代)と miniで1.5時間、では2.5時間と有意な差が出ています。

ミリ波通信をおこなった際の影響は不明

今回の実験では5G通信にSub6と呼ばれる6GHz以下の周波数帯を利用しています。
 
より高速な通信速度を誇るミリ波通信での結果は不明ですが、理論的にはミリ波通信をおこなったほうがよりバッテリーの減りが速いでしょう。
 
5G通信に対応したiPhoneおよびiPadでは「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」で手動での5G通信と4G通信の切り替えが可能です。

 
 
Source: The Wall Street Journal via 9to5Mac
(ハウザー)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる