最近半年間の新規・MNP契約、Webが43.5%〜MMD研究所調査

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MMD研究所が「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」を発表しました。2021年8月からの半年間に、メインで利用する通信サービスを新規またはMNPで契約した割合が最も高かったのは「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)」、契約場所は「店頭」が51.7%、「Web」が43.5%でした。大手3キャリア契約者の6割以上が、プラン変更やサービス乗換を検討しています。

新規・MNP契約、最多は楽天モバイル

MMD研究所の「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」は、2021年8月から2022年2月の半年間に、「新規」または「MNP」の契約をした18歳~69歳の男女2,896人を対象として2022年2月14日~2月16日の期間、インターネットで実施しています。有効回答数は2,896人です。回収サンプル数を人口構成比に合わせるためにウエイトバック集計を行なっています。
 
2021年8月から半年の間に、新規またはMNPで契約したメインで利用する通信サービスとして多かったのは、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)」が18.6%で最多でした。以下「UQ mobile」16.4%、「Y!mobile」15.7%、「ahamo」10.6%などが続いています。
 
MMD研究所 「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」
 

新規・MNP契約の43.5%はWeb、Web契約率が高いのは楽天モバイル

2021年8月から半年間の、新規またはMNPの契約場所は、「店頭」が51.7%、「Web」が43.5%でした。
 
Webで新規またはMNPの契約を行なった通信サービスは、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)」が25.1%で最多でした。以下「ahamo」19.0%、「MVNO」15.1%、「povo」9.5%、「LINEMO」8.1%と、2021年春に開始されたオンライン専用プランやMVNOの割合が高くなっています。
 
MMD研究所 「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」
 

店頭契約の割合が最も高いのはUQ mobile

店頭で新規またはMNPの契約を行なった通信サービスは、「UQ mobile」が25.2%で最多でした。以下「Y!mobile」24.4%、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)」14.2%、「NTTドコモ」13.5%などと続いています。「MVNO」は4.8%でした。
 
MMD研究所 「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」
 

大手3キャリア利用者のプラン変更検討は6割超

2021年8月から半年間に新規またはMNPで契約したメイン利用の通信サービスについて、サービスの乗り換えやプラン変更を検討しているか尋ねたところ、「検討している」の割合が最も高かったのは、「NTTドコモ」の70.0%でした。以下「au」69.1%、「ソフトバンク」65.5%と、大手3キャリアが上位に並びました。
 
「解約を検討している」の割合が最も高かったのは「ahamo」で3.8%でした。
 
MMD研究所 「2021年8月から半年間の新規・MNP契約数チャネル別調査」
 
 
Source:MMD研究所
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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