Mac miniのサイズを78%縮小することに成功した強者が登場

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ただでさえ小さいM1チップ搭載Mac miniサイズをさらに縮小し、MagSafeまでをも埋め込んだYouTuberが登場しました。

内部に多くの無駄なスペース

2020年11月発売のM1チップ搭載Mac miniにおいて、Appleは2010年から続いているユニボディデザインを踏襲しましたが、分解の結果、筐体内部に多くの無駄なスペースがあることが明らかになりました。
 
これは、IntelプロセッサからAppleシリコンへの移行に起因するものです。M1チップとそのユニファイドメモリシステムは非常に小さく、熱効率が高いため、薄型でパッシブ冷却のMacBook Airなどに適していることで知られています。

内部体積は元デバイスの28%に

YouTubeチャンネルSnazzy Labsを運営するクイン・ネルソン氏は、Mac miniのサイズをできる限り小さくするプロジェクトを公開しました。
 
Mac miniの内部スペースの多くは150Wの電源に取られているため、ネルソン氏はMagSafe 2コネクタを備えた65WのMicrosoft Surface外付け電源に交換し、Mac miniのロジックボードにつながる電圧レギュレータに接続しました。
 
筐体は、3Dプリンターで樹脂製のものを作成し、2019年のMac Proの特徴である「チーズおろし器」のデザインを採用しました。アンテナや電源ボタンなどのパーツを新筐体に移設し、ファンを取り外すと、内部体積は元のデバイスの28%になりました。
 

ファンがなくてもパフォーマンスには変化なし

Mac miniのロジックボードをファンなしの小さい筐体に入れたにも関わらず、パフォーマンスにはほとんど変化がみられなかったそうです。
 
ネルソン氏は、詳細なDIYガイドを公開しており、縮小版Mac miniの作り方は誰でも閲覧可能となっています。
 
 
Source:PrusaPrinters via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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