露銀行のApple Payサポート停止、Appleがリスト更新で公式に認める

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米国の対露制裁を受け、ロシアの銀行とApple Payの提携が停止されたことを、公式ページの更新を通してAppleが公式に認めました。

一覧から銀行の名前が消える

Appleが新たに「アフリカ、ヨーロッパ、中東のApple Pay提携銀行」の公式ページを更新し、ロシア主要銀行の一つであるNovikombankを地域のリストから削除したことが判明しました。
 


 
これまでにもウクライナへの侵攻に伴って、米国がロシアに対して制裁を科すことを発表した後、Apple PayやGoogle Payといったデジタル決済サービスがロシア国内で機能しなくなったことが確認されていました。
 
ロシア連邦中央銀行も、VTB Group、Sovcombank、Promsvyazbank、Otkritieといった金融機関が制裁対象となっており、これらの銀行の顧客は海外でカードを使うことのほか、制裁を発動した国に登録されている企業でのオンライン決済ができなくなると述べています。

制裁で一般ユーザーも巻き添えに

ロシア国内の消費者が使えなくなったのは、Apple PayやGoogle Payだけではありません。YouTubeも先日、ロシア政府系メディアの排除だけでなく、同国YouTuberの動画収益化を停止すると発表しました。
 
また、TSMC、Intel、AMDといった半導体企業もロシアへの製品販売を見合わせています。国の政策によって迷惑を被るのは一般人なだけに、一刻も早い平和的解決を望むところです。
 
 
Source:Apple via iMore
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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