サブスク型アプリへの支出が41%増加~2021年の調査

    アプリアイコンの画像

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    一定の料金を定期的に支払うことでサービスを利用する、サブスクリプション(サブスク)型のアプリ収入が2021年に大幅に増加しました。
     
    サブスク型のアプリは安定した収益が見込めるため、今後もサブスク型の課金形態を持つアプリは増え続けるとみられています。

    41%増加したサブスク型アプリの収益

    調査会社のSensor Towerによると、サブスク型の課金形態を持つ売上げトップ100アプリへの支出は、2021年に前年比で41%増加しました。
     
    サブスク型アプリへの支出の変化
     
    その合計額は183億ドル(約2兆1,100億円)で、App Store経由のものが135億ドル(約1兆5,600億円)、Google Play経由のものが48億ドル(約5,500億円)でした。
     
    売上高はApp Storeの方が多いですが、年間成長率はApp Storeの38%に対してGoogle Playは71%と、Google Playの方が高いとされています。
     
    アプリ別ではYouTubeがトップであり、2位はTinder、3位はピッコマとなっています。
     
    サブスクアプリの売上げ上位10アプリ

    今後もサブスク型アプリは増加する見込み

    ゲーム以外のサブスク型アプリの収益が全アプリ収益に占める割合は2021年にわずか14%と、2020年の11.7%に比べると増加したものの、まだまだ低いです。
     
    ただ、新興アプリ開発メーカーだけでなく老舗の大手メーカーも、ユーザーから安定した収入を得るためにサブスク型の課金形態に注目しているのは間違いないといいます。
     
    たとえば、アメリカにおける売上げ上位100アプリのうち90のアプリがサブスク型の課金形態を持っているとのことです。
     
    今後もサブスク型の課金形態を持つアプリは増え続けるとSensor Towerは予測しています。

     
     
    Source: Sensor Tower via Neowin
    (ハウザー)

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    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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