Apple独自開発5Gモデム製造への参画目指す〜台湾サプライヤー
台湾メディアDigiTimesが、Apple独自開発5Gモデムの製造に参画することを目指し、ASE TechnologyがAppleと交渉を行っていると報じました。
2023年モデルのiPhoneが独自開発5Gモデム搭載と噂
Apple独自開発5Gモデムは、2023年モデルのiPhoneに搭載されると噂されています。
同モデムの製造はTSMCの5nmプロセス、無線周波数集積回路(RF IC)はTSMCの6nmプロセス(N6RF)で行われると伝えられていました。
DigiTimesはこの点に関し、5Gモデムの量産ではTSMCの4nmプロセスに移行すると述べています。
iPad Air(第5世代)Wi-Fiモジュールも供給見込み
Apple独自開発5Gモデム製造においてASE Technologyは、半導体後工程の受注を目指し、Appleとの交渉を開始した模様です。
同モデムが搭載される2023年のiPhoneの出荷台数が2億台以上になる可能性があることから、Appleは半導体後工程に関し複数のサプライヤーに委託するとみられています。
ASE Technologyは現在、Snapdragon X65 5Gモデムの製造においてQualcommと協業しています。
同社はiPad Air(第5世代)用Wi-Fiモジュールを供給すると経済日報が報じており、Appleと関係が深いサプライヤーのうちの1社であることが知られていました。
Source:DigiTimes via MacRumors, ASEジャパン
Photo:SaranByte/YouTube
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