Appleが2021Q4の中国スマホ市場で20%以上のシェアを獲得

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    2021年第4四半期(10月~12月)の中国スマートフォン市場において、Appleが20%以上のシェアを獲得し首位になりました。
     
    他メーカーのなかではHONORの躍進が目立ちます。

    21.7%のシェアで首位のApple

    調査会社のCounterpointによると、2021年第4四半期の中国スマートフォン市場においてAppleは21.7%のシェアを獲得し、他を引き離して首位になりました。
     
    2021Q4の中国スマホ市場のシェア
     
    Appleは市場全体が前年同期比-11%の出荷台数減だったにも関わらず、出荷台数を13%伸ばしています。
     
    この好調さはiPhone13シリーズがプレミアム価格帯のスマホとしては比較的手頃な販売価格であったのが要因とのことです。

    HONORが独立後初めて2位に

    また2021年第4四半期の中国スマートフォン市場では、HuaweiからスピンオフしたHONORが初めて2位の座を獲得しました。
     
    HONORは前年同期比で出荷台数を2倍に増加させ、シェアを倍以上に伸ばしています。
     
    特に200ドル(約23,000円)から599ドル(約69,000円)の価格帯ではシェアが首位となっており、HONORの売上げを牽引しました。
     
    HONORは2022年に入っても好調を維持しており、1月17日から1月30日の統計でシェアが17%に達したとのことです。
     
    HONORを含む各AndroidスマートフォンメーカーはAppleに奪われたシェアを取り戻すべく、Appleがまだ製品を出していない折りたたみスマートフォンを含め、2022年に数多くのプレミアム価格帯のスマートフォンをリリースするとみられます。

     
     
    Source: Counterpoint
    (ハウザー)

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    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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