Windows 11のAndroidアプリ実行機能、プレビュー版が公開~現状米国のみ

Windows 11のAndroidアプリ実行機能

Windows 11のAndroidアプリ実行機能
 
Windows 11の目玉機能の1つであるAndroidアプリ実行機能がプレビュー版として公開されました。
 
ただし、現状はアメリカのユーザーのみ利用可能です。

約1,000のAndroidアプリが実行可能に

AndroidアプリWindows 11で実行するには、Windows UpdateからKB5010414をインストールし、Microsoft Storeを最新版に更新したうえで、Microsoft Storeから「Amazon appstore」をインストールします。
 
すると「Windows Subsystem for Android」が一緒にインストールされ、Amazon appstoreでインストールしたAndroidアプリが実行可能になります。
 
Androidアプリのシステム要件はWindows 11と変わらず、8GB以上のRAMや対応プロセッサ(Intel Core i3 第8世代以降、AMD Ryzen 3000以降、Qualcomm Snapdragon 8c以降)が必要です。
 
今のところ1,000程度のアプリがAmazon appstoreから入手可能とされています。
 
また、すでに非公式ながらGoogle Play Storeをインストールしたり、アプリをサイドロードしたりする手段も存在するとのことです。
 
この機能とは別に、Googleが独自にAndroidゲームをWindows上でプレイできるようにしようとしています

現状はアメリカのみで利用可能

現状のAndroidアプリ実行機能はプレビュー版に位置づけられており、アメリカのユーザーのみ利用可能です。
 
筆者も日本で試してみましたが、残念ながらAmazon appstoreをインストールすることはできませんでした。
 
日本でこの機能が利用できるようになる時期は不明です。

 
 
Source: Bleeping Computer, Android Authority
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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