watchOS8.4、iOS15.3でApple Watchウォレットに同期バグ発生
watchOS8.4とiOS15.3の正式版がリリースされましたが、「ウォレット」がApple WatchとiPhone間でうまく同期できない問題を少数のユーザーが報告しています。
同期エラーが複数報告
メンテナンスが主のiOS15.3/watchOS8.4ですが、一部のユーザーが新たな問題に直面しているようです。
iPhoneとApple Watchを最新バージョンのOSにアップデートしたところ、watchOSバージョンの「ウォレット」がたまにしか同期されないバグが起きているとの報告がありました。
Redditの投稿やAppleサポートのスレッドおよび米メディアAppleInsiderがユーザーから受け取ったメールによれば、iPhoneの「ウォレット」で削除したカードやパスが、Apple Watchの「ウォレット」から無くならないとのことです。
iPhone→Apple Watchでのみ問題が発生
問題報告から推察するに、問題はiPhoneの「ウォレット」アプリをApple Watchの「ウォレット」と同期しようとした場合でのみ生じるようです。Apple Watchでカードやパスを削除した場合は、iPhoneの「ウォレット」からも同じアイテムが問題なく削除されるからです。
AppleInsiderいわく、この問題に影響されているユーザー数はそう多くはないとのことです。
Source:Reddit, Appleサポート via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)