【体験記2】空港での待ち時間は7時間!バスに乗って強制隔離先のホテルへ

強制隔離 ホテル お弁当

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予定通り、1月27日の午後、無事成田に到着しました。今回は強制隔離先のホテルへチェックインするまでのプロセスをお伝えします。

空港での滞在時間は7時間

ダラス=フォートワース空港から13時間の飛行時間後、日本時間午後3時10分に成田空港に到着しました。前回の日本入国時にも繰り返し書類確認やアプリの確認が行われたので覚悟はしていましたが、今回はさらに手続きが増え、空港での滞在時間はなんと7時間でした。
 
最初の受付では、誓約書、健康カード(滞在国リスト)、検疫法第12条の規定に基づく質問票、Covid-19に関する検査証明がきちんと記入されているかのチェックを受けました。かかった時間は待ち時間を入れて15分〜20分ほどでしょうか。
 
次にPCR検査のために、1人ずつ渡された容器に唾液をいれます。
 
次の受付では前回の記事でも触れた、My SOSアプリがインストールされているかどうかの確認が行われます。このアプリはアルムという医療系情報サービス会社が提供しているもので、自分の位置情報、健康情報を連絡するためのソフトです。

ファイナルではないファイナルチェック?

次の受付でMy SOSの設定の確認および使い方の説明を受けました。我々のような強制隔離対象者の場合は、まずホテルに到着したらMy SOSでチェックインします(場所を設定)。またMy SOSから連絡があった場合にはそれに対しての返信と健康状況の2問の回答を送る必要があります。また滞在場所が変更になる場合(例えば強制隔離のホテルから自主隔離の自宅)には新たにMy SOSにチェックインして場所を再設定することになります。
 
これが終わるとファイナルチェックと書かれた場所に移動、書類のチェックが再度行われました。
 
このあとQR Code エリアに移動し、パスポート、健康カード、誓約書を提示し、アメリカ出発前に厚生省のホームページで回答することで入手したQRコードの提示を行いました。質問内容は滞在先や飛行機の座席番号、その他の情報となっていました(先程「ファイナルチェック」とあったのはなんだったのか)。
 
QRコードをスキャンしたあとに滞在先の住所の確認、ホテルでの強制隔離、そしてその後の自主隔離(合計10日間)の説明を受けました。

検査結果がなかなか出ない

そして再度パスポートと健康カードのチェックを受け、指定された席(硬いパイプ椅子)でPCR検査の結果を待つことになります。この席に座ったのが午後5時10分なので、すでに飛行機を降りてから1時間40分ほど経っていました。
 
パイプ椅子で延々待つこと2時間30分、午後7時40分頃にやっと自分の番号が呼ばれました。
 
PCR検査結果が陰性であることを示すピンクのQuarantineのカードをもらい、入国審査、税関審査を受けてゲートの外に出ることができました。

行き先は池袋だった

パスポートには番号シールが貼ってあり、番号によっては成田から移動する人、強制隔離でホテルに行く人に分かれています。ゲートを出ると列に並んで待つように言われ、この時点でようやく、行き先が池袋であることが判明しました。
 
8時半頃に同じホテルへ向かう26名が揃い、20分ほど待って到着したバスに搭乗、9時に成田第2ターミナルを出発。そして成田第1ターミナルで9名をさらに乗せて、池袋に向かいました。池袋サンシャインシティプリンスホテルに到着したのが午後10時20分でした。
 
ホテルにつくと滞在中のルールに関する説明がありました。My SOSとは別に毎朝バーコード先のサイトにアクセスしてその日の体温、健康状態を報告する必要があります。
 
その後体温計の配布、書類確認が行われ、ルームキーが渡されました。
 
お弁当と水をもらってホテルの部屋に入ったのは午後11時過ぎでした。ダラスのホテルを出発してから24時間が経過していました。
 
画像は到着した日に頂いたお弁当です。
 

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(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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