【体験記1】コロナ禍の日本行き〜入国前に必要な準備とは

    ダラス・フォートワース空港

    ダラス・フォートワース空港
     
    筆者はアメリカに居住していますが、今回家族の事情で、日本へ一時帰国することになりました。オミクロン株の感染拡大が続くなかでの今回の帰国、これまでとは異なるさまざまな準備、そして入国後の「強制隔離」が適用されます。
     
    今回はこの入国〜隔離期間の体験を、iPhone Maniaで公開していきたいと思います。

    入国に必要な準備とは

    現在筆者は、テキサス州ダラス=フォートワース空港にいます。あと2時間足らずで搭乗するわけですが、まずこの搭乗までにPCR検査を含むさまざまな準備が必要でした。

    出国72時間以内にPCR検査を受ける

    今回はダラスから搭乗するため、ダラス近郊の日系クリニックで予約を取り、ドライブスルー形式、つまり車に乗ったままでPCR検査を受けました。クリニック前の駐車場に車をとめ、車窓をあけて検査を受けるというわけです。
     
    結果は約15分で判明、陰性の検査証明書を受け取って、クリニックをあとにしました。料金は1人200ドルでした。

    アプリのインストールが求められる

    現在日本入国前には、まずスマートフォンへの2つのアプリのインストールが求められます。1つが接触確認アプリCOCOA、もう1つが入国者健康居所確認アプリMySOSです。日本に到着したらMySOSアプリで待機場所を登録、1日に複数回届く現在の位置情報を求める通知に返信し、現在地を報告します。
     
    この2つのアプリ以外にも、自分の位置情報をGoogle Mapで記録できるよう設定することが要求されます。
     
    アプリがインストールできない場合は、インストールが可能なスマホのレンタルが必要になるようです(自腹になります)。
     
    また入国前に、厚生労働省がWebで公開している質問票に回答し、QRコードを作成して、そのスクショを保管するか、印刷して所持する必要があります。

    6日間の強制隔離

    日本に到着、空港でPCR検査を受けたら、その後は「どこか」に6日間、強制隔離されることになります。というのも筆者が滞在していたのがテキサス州で、6日間の強制隔離の対象地域であるためです。
     
    実は筆者は昨年春にも日本に一時帰国したのですが、その時は2週間の自主隔離でした。
     
    今回の6日間の強制隔離では、自分で滞在先を選べません。指定されたどこかの宿泊先に連れて行かれ、そこで6日間を過ごすことになります。
     
    次は到着後、今度は空港の様子や隔離生活についてお伝えします。

     
     
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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