Appleのティム・クックCEOにストーカー行為をしていたとされる女性に接近禁止命令

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Appleは、ティム・クック最高経営責任者(CEO)に1年以上ストーカー行為をしていたとされる女性に、接近禁止命令が下されたと発表しました。同社が裁判所に提出した書類によると、女性はクックCEOに装填された銃の写真をメールで送り、彼の自宅に不法侵入したとのことです。

ティム・クックCEO、ストーカー被害に

Appleは申請書の中で、この女性を「常軌を逸した脅迫的で奇妙な行動」と非難しており、申請書には女性からのものと思われる写真、電子メール、ツイートのコピーも添付されています。また同社は、女性は「武装している可能性があり、まだサウスベイ地域に居て、近いうちに(クックCEOの)自宅に戻るか、別の方法で彼の居場所を突き止めるつもりだ」と考えていると申請書の中で述べています。
 
2020年後半、クックCEOはTwitterでタグ付けされるとアラートを受け取るため、女性が何度も彼をタグ付けしていたことから、自分が女性の執着の対象であると初めて認識したとしています。女性はクックCEOの妻であり、彼は彼女の双子の父親でもあると主張しているとのことです。

昨年10月、クックCEOの自宅に現れる

この女性は米バージニア州出身で、昨年10月にクックCEOの自宅に現れ逃げようとしたところ、駆けつけたカリフォルニア州パロアルト市の警察に止められたとのことです。女性はパロアルト市に滞在中と警察に話したとされ、「暴力的になる可能性がある」と判断された模様です。女性の運転免許証の期限が切れていたため、警察は彼女のポルシェをレッカー移動しましたが、車内から武器は見つからなかったとのことです。
 
その後、12月に女性は再びクックCEOにメールを送り数億ドルを要求しています。また、装填された銃の写真も送ったとされています。申請書によると、直近のメールでは、彼に引っ越しを命じていたとのことです。
 
Appleからの接近禁止命令の申請は認められ、現地時間3月29日に審問が行われます。同社は規制当局に対する提出書類の中で、クックCEOのセキュリティ費用として年間60万ドル(約7,000万円)以上を費やしていることを明らかにしています。
 
 
Source:The Mercury News via 9to5Mac
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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