2021年に国内で売れたタブレットトップ10、iPad Airが6モデル占める

    Apple iPad Air(第4世代)

    Apple iPad Air(第4世代)
     
    2021年の国内におけるタブレット端末の実売台数トップ10のうち、iPadシリーズが7モデルを占めた、との結果をBCNが公開しました。なかでも、iPad Air(第4世代)が6モデルと存在感を放っています。

    7モデルがiPadシリーズ

    家電量販店やネットショップのPOSデータに基づく実売台数データを公開しているBCNが、2021年1月1日〜12月12日の期間におけるタブレット端末の実売台数ランキングトップ10を公開しました。同メディアは、2021年に国内で売れたスマートフォンのランキングトップ10も発表しています。
     
    iPadシリーズが1位〜3位を独占したのを含めて、トップ10のうち7モデルがiPadシリーズとなりました。
     
    トップ10入りしたiPadシリーズのうち、ベーシックなiPadは、3位に入った10.2インチiPad(2020年発売の第8世代)のみで、6モデルは10.9インチのiPad Air(2020年発売の第4世代)でした
     
    iPadシリーズ以外では、4位にNECのLAVIE Tab E、5位にLenovoのLenovo Tab M10 HD、10位にLenovoのIdeapad Duet Chromebookがランクインしています。
     
    トップ10は以下のとおりでした。
     

    1. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 64GB スペースグレイ MYFM2J/A
    2. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 64GB スカイブルー MYFQ2J/A
    3. 10.2インチiPad Wi-Fi 32GB ゴールド MYLC2J/A
    4. LAVIE Tab E TE510/KAS(NEC)
    5. Lenovo Tab M10 HD(2nd Gen) ZA6W0022JP(Lenovo)
    6. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 256GB スカイブルー MYFY2J/A
    7. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 256GB スペースグレイ MYFT2J/A
    8. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 64GB シルバー MYFN2J/A
    9. 10.9インチiPad Air Wi-Fi 64GB グリーン MYFR2J/A
    10. Ideapad Duet Chromebook ZA6F0038JP(Lenovo)

     

    品薄が続くベーシックなiPadに代わってiPad Airが売れたか

    ベーシックなiPadではなく、上位モデルのiPad Air(第4世代)がトップ10に6モデルも入ったのは、手頃な10.2インチのiPadが世界的に品薄状態で、配送まで時間がかかるためとみられます。なお、本稿執筆時点でも配送予定まで6週間〜7週間待ちと案内されています。
     
    当面継続するとみられる世界的な半導体不足の中、Appleは2021年9月頃からiPadシリーズの生産能力をiPhoneに振り向けたと報じられています。
     
     
    Source:BCN
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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