Foxconnのインド工場で集団食中毒が発生、iPhone生産に影響?

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海外大手メディアReutersは現地時間12月18日、iPhoneの生産を行うFoxconnのインド工場において、集団食中毒の発生により150人以上の従業員が入院したと報じました。その後、一部の従業員が抗議のために高速道路を一時封鎖した模様です。

集団食中毒が発生

Reutersによると、インド南部のタミル・ナードゥ州にあるFoxconnの工場で集団食中毒が発生し、多くの従業員が病院で治療を受けた模様です。
 
先週、Foxconnの社員寮において集団食中毒が発生し、256人の従業員が急性の下痢等の症状を訴えて病院で手当てを受け、うち159人が一時入院しました。なお、入院した従業員のうち多くは、既に回復して退院しています。

抗議活動に発展

Reutersは、寮での集団食中毒の発生に抗議するため、一部のFoxconn従業員や関係者が高速道路を数時間封鎖したと報じています。
 
現地当局によると、高速道路を違法に封鎖したことにより約90名が警察に身柄を拘束されました。
 
Foxconnのタミル・ナードゥ州の工場では、インド市場向けのiPhone12等を生産していると言われており、2021年5月には新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を受け、iPhoneの生産数が大きく減少していました。
 
記事執筆時点において、FoxconnはReutersの取材に応じておらず詳細は不明ですが、集団食中毒等により多数の従業員が一時的に職場を離脱したため、iPhone生産への影響が生じた可能性もありそうです。
 
 
Source:Reuters (1), (2)
(seng)

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