インド、首相のTwitterアカウントが乗っ取られる、仮想通貨のデマを投稿
海外大手メディアは日本時間12月12日、インドのモディ首相のTwitterアカウントが何者かに乗っ取られていたと報じました。現在はTwitter社の措置により、アカウントの安全は確保されている模様です。
首相のアカウントがハッキング被害
インド政府の首相府公式Twitterアカウントは、日本時間12月12日午前6時48分、ナレンドラ・モディ首相の個人アカウント(@narendramodi)がハッキング被害にあったと発表しました。既に復旧済とのことです。
ナレンドラ・モディ首相のアカウントが、ごく短い間、ハッキング被害にあいました。問題はTwitterに報告され、既にアカウントの安全は確保されています。
アカウントが乗っ取られていた時のツイートは無視してください。
The Twitter handle of PM @narendramodi was very briefly compromised. The matter was escalated to Twitter and the account has been immediately secured.
In the brief period that the account was compromised, any Tweet shared must be ignored.
— PMO India (@PMOIndia) December 11, 2021
海外大手メディアBloombergは、モディ首相のTwitterアカウントは、ハッキングされている間に「インド政府は、ビットコインを法定通貨として承認し、国民に配布するために仮想通貨を購入した」という虚偽の情報をツイートしていたと報じました。
なお、2020年7月には、Appleの公式Twitterアカウントやビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏等の著名な企業および人物のTwitterアカウントがハッキングの被害にあい、仮想通貨の送金を求める詐欺ツイートが投稿される事件が発生しています。
Source:インド首相府 / Twitter, Bloomberg
Photo:インド首相府
(seng)