Apple、macOS 12.1 RCでノッチが原因のメニューバーアイコン問題を解決

menu Bar Extras

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Appleは、macOS Monterey 12.1リリースキャンディデート(RC)を開発者向けに公開しました。同バージョンで、ノッチのせいでMenu Bar Extras(メニューバーに表示されるアイコン)が正しく表示されない問題が解決されました。

アイコンが隠れたり、部分的にしか見えなくなるバグ

新型14インチ/16インチMacBook Proには、ノッチが導入されていますが、メニューバーとの相関性がまだうまく調整されておらず、アイコンが正しく表示されないバグが報告されていました。
 
Menu Bar Extrasとは、アプリが起動しているときにメニューバーに表示されるアイコンで、(最前面のアプリでなくても)アプリ固有の機能を提供します。Menu Bar Extrasは、アプリのメニューとは反対側のメニューバーにあり、システムは、アプリのメニューのためのスペースを確保するために、アイコンを隠します。同様に、Menu Bar Extrasが多すぎる場合は、アプリのメニューが混雑しないようにシステムが一部を隠すことがあります。
 
新型MacBook Proモデルでは、これらのアイコンがノッチに重なってしまい、アイコンが隠れてしまったり、部分的にしか見えなくなってしまったりすることがありましたが、Appleによると、このバグはmacOS 12.1で修正されたとのことです。

充電問題なども解決

他にも、macOS 12.1 RCでは、一部の16インチMacBook Pro(2021年モデル)のMagSafe3ポートで正しく充電できない問題、2021年モデルのMacBook ProでYouTubeのHDR動画を再生するとカーネルパニックが起きる問題が修正されています。
 
 
Source:MacRumors, Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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