Facebookに新サイト「Stars Store」が開設。Appleの手数料回避

Facebook Stars Store

Facebook Stars Store
 
Meta(旧Facebook)は現地時間12月7日、App Storeでのアプリ内課金の手数料回避のため、Facebookの「スター(仮想チップ)」を購入することができる新しいWebサイト「Stars Store」を開設しました。「スター」は、クリエイターを応援できる投げ銭機能で、ライブ配信中にスターを購入し配信者に贈ることができます。

App Store手数料回避のため新Webサイトを開設

Facebookのスターは通常、iOS及びAndroid版のアプリ内課金で購入することができますが、同社は新しいWebサイトを通じてスターを購入するようユーザーを誘導しています。これにより、FacebookはAppleとGoogleに30%の手数料を支払う必要がなくなります。
 
同社はブログ内で、ユーザーが「より多くのスターを低価格で入手できるようになる」と述べています。
 

本日、Facebook Payを使ってスターを購入し、クリエイターに贈ることができるWebサイト「Stars Store」を開設します。Stars Storeで購入したスターは、ユーザーのバーチャルウォレットに保存され、ライブ配信やオンデマンド動画内でクリエイターに贈ることができます。Stars Storeでは、より多くのスターを低価格で購入できるため、ファンはより多くのお気に入りのクリエイターを支援することができます。

 
現在、アプリからではなくWebサイトからスターを購入したユーザーには、期間限定ボーナスが用意されています。例えば、日本では440個のスターを568円で購入すると、ユーザーは別途、ボーナスとして40個、合計で480個のスターを得ることができます。

Meta、App Storeの手数料を批判

MetaApp StoreやGoogle Playの手数料を批判し、回避しようとしたのは今回が初めてではありません。同社は先月、クリエイターに対し、ユーザーがFacebook Payでの支払いを行えるようにするカスタムリンクの提供を開始しました。これにより、クリエイターはApp Storeの30%の手数料を回避することができます。2020年には、同社はApp Storeの30%の手数料が中小企業を苦しめていると批判しています。
 
Appleは、App Storeの手数料に関する法的な問題に直面していますが、今のところアプリ内で他の決済方法を使用することは認めていません。
 
 
Source:Meta for Creators,Stars Store,TechCrunch via 9to5Mac
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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