LGの撤退で韓国スマホ市場でのSamsungのシェアが85%に

Galaxy Z Flip3 5G_1

Galaxy Z Flip3 5G_1
 
同じ韓国メーカーのLGのスマートフォン市場からの撤退により、韓国スマホ市場におけるSamsungのシェアがかつてないほど高くなり、ほぼ独占状態となっていることが、最新調査から明らかになりました。

2021年第3四半期のシェアは85%

調査会社Counterpoint Researchの調査によれば、2021年第3四半期(7月〜9月)の韓国スマートフォン市場におけるSamsungのシェアは、85%でした
 
LGがまだスマホを販売していた頃も、韓国市場でのSamsungのシェアは60%後半とかなり高い数字でした。

LGの撤退でSamsungの独壇場に

しかしLGがスマホ事業から撤退してからは完全にSamsungの独壇場となり、2021年第2四半期(4月〜6月)の同社のシェアは73%に急増しました。そして第3四半期には85%と、ライバルをまったく寄せ付けない状態となっています。
 
2位はAppleですが、シェアはわずか12%と、首位のSamsungから大きく引き離されています。Appleの前年同期(2020年第3四半期)のシェアは13%だったので、1%ポイント減少したことになります。

一番売れたスマホはGalaxy Z Flip3

Samsungがこれほどまでにシェアを伸ばした理由は、折りたたみスマホGalaxy Z Flip3の好調にあるようです。2021年第3四半期に韓国スマホ市場で最も売れたスマホはGalaxy Z Flip3でした。
 
売上台数2位はGalaxy S21、3位はGalaxy A32、そして4位にはもうひとつの折りたたみスマホ、Galaxy Z Fold3がランク入りしています。

 
 
Source:The Elec via SamMobile
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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