Apple TV+ 映画「CODA」、ハリウッド批評家協会映画賞の9部門にノミネート
Apple TV+のオリジナル映画「CODA(原題)」が、ハリウッド批評家協会映画賞において、最優秀作品賞、最優秀インディーズ映画賞を含む9部門でノミネートされたことが明らかとなりました。
CODAのあらすじ
耳の聞こえない親に育てられた聴覚のある子を意味する「CODA(Children of Deaf Adults)」として育てられた主人公のルビー(エミリア・ジョーンズ)は、家族の中で唯一の聴者であり、両親の通訳をすることが日課です。
しかし、ルビーには歌の才能があり、名門音楽学校のバークリー音楽院への入学を希望していたものの、ルビーを頼りに漁業を営む家族との間に摩擦が生じてしまいます。CODAは、そうした中で家族への義務感と自分の夢の間で葛藤する主人公を描く物語です。
ハリウッド批評家協会映画賞の9部門にノミネート
CODAは、以下の9部門でノミネートされています。
- 作品賞
- 監督賞:シアン・ヘダー
- 主演女優賞:エミリア・ジョーンズ
- 助演女優賞:マーリー・マトリン
- 助演男優賞:トロイ・コッツァー
- アンサンブルキャスト賞
- 脚色賞:シアン・ヘダー
- 最優秀インディーズ映画賞
- 最優秀オリジナル楽曲:「Beyond the Shore」
授賞式は現地時間の2022年1月8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス郡アバロンで行われます。CODAは先日、2つのゴッサム・インディペンデント映画賞(ゴッサム賞)を受賞しました。主演のエミリア・ジョーンズがブレイクスルー俳優賞を、トロイ・コッツァーが助演賞を獲得しました。
「CODA」では、あらかじめフィルム自体に字幕を焼き付けてスクリーンに字幕を映し出すという手法が採用されており、これにより聴覚障害者が映画鑑賞する際に必要な特別な機器が不要になっています。これは、劇場で公開される長編映画としては初めてのことだということです。
日本では、2022年1月21日より劇場で公開予定
なお日本では、「コーダ あいのうた」というタイトルで2022年1月21日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国の劇場で公開予定です。
Source:AppleInsider,CODA
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