Square、ブロックチェーンに集中するため「Block」へと改名
三井住友カードと業務提携し、2013年にアメリカから日本に上陸したSquareは、専用のICカードリーダーをスマートフォンやタブレット端末に接続するだけで、クレジットカード決済が可能になる決済サービスです。Squareは、12月10日付けで社名を「Block」へと改名することが明らかになりました。
ドーシー氏はTwitterのCEOを退任したばかり
今回の動きは、Squareが当初のクレジットカード読み取り機の事業から拡大し、ブロックチェーンなどの新しい技術に焦点を当てていることを受けたものです。
Squareの最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシー氏は、今週始めにTwitterのCEOを退任したばかりです。
BlockのTwitterアカウントは、改名について動画を添えて投稿しています。
We’re changing our company name so we can give the full @Square brand to our Seller business. So now we need a name to tie @Square, @CashApp, @TIDAL, and @TBD54566975 together into one. That name is “Block.” Why? https://t.co/vVSKNnMUU3
— Square (@Square) December 1, 2021
“ブロック”には様々な意味が?
ドーシー氏は、新社名「Block」について「さらなる成長の余地を生み出す」とコメントしています。Blockは、引き続きニューヨーク証券取引所でSQというティッカーシンボルで取引されます。
「ブロックという名前には、ブロックを建てる、近隣のブロックとその地域のビジネス、音楽でいっぱいのブロックパーティに集まるコミュニティ、ブロックチェーン、コードのセクション、克服すべき障害など、当社にとって多くの関連する意味が込められています」と、Blockは声明で述べています。
Squareの改名は、Facebookの「Meta」への改名からおおよそ1カ月後の発表となりました。
Source:CNBC
(lexi)