Dimensity 2000、AnTuTuで100万点超え記録も信憑性には疑問の声が
MediaTekの次世代フラッグシップ システム・オン・チップ(SoC)であるDimensity 2000のAnTuTuベンチマークスコアが投稿され、スマートフォンとして初の100万点超えを記録しました。
ただし、信憑性については疑問の声が上がっています。
スマホ初の100万点超えを記録したDimensity 2000
TwitterユーザーのDigital Chat Station氏(@chat_station)は、AnTuTuベンチマークにおいてDimensity 2000が100万点を超えるスコアをたたき出したという内容を投稿しました。
In July, it was said that the entertainment rabbit running score exceeded 1 million. Here is a real hammer. MediaTek's mysterious new machine code-named MT6983 chip + vivo, a new generation of Dimens flagship is coming. pic.twitter.com/WDz9vgDuzi
— Digital Chat Station (@chat_station) November 12, 2021
100万点を超えたのはスマートフォンとしては初とされ、AnTuTuの公式ランキングによるとiPhone13 Pro Maxですら84万点ほどです。
信憑性には疑問が?
このDimensity 2000のスコアに対しては、信憑性について疑問の声が上がっています。
AnTuTuの公式ランキング上で100万点を超えているのは、ノートPCにも用いられるM1チップを搭載した第5世代iPad Proのみであり、Digital Chat Station氏が投稿した画像上でもスコアがあまりに高すぎることが警告されています。
MediaTekは過去にもベンチマークの結果について不正行為をおこなったとされており、今回のスコアは鵜呑みにすべきではないのかもしれません。
Dimensity 2000は5つのスマートフォンブランドの高級機に採用されるといわれており、MediaTekがそれとおぼしき4nmプロセスで製造されるチップの登場を予告しています。
Source: Digital Chat Station/Twitter, AnTuTu via Notebookcheck
(ハウザー)